公開日 2024.05.20 更新日 2024.06.21

水道管の水漏れ費用はどのくらい?業者の選び方や安く抑えるコツを解説

キッチンや洗面台、トイレなど、毎日使用している水道管は、いつ水漏れするかわかりません。目に見える場所で水漏れする場合もあれば、床下や壁の中で水漏れしている場合もあります。水道管からの水漏れを放置すると、設備だけではなく床や壁も水浸しになる可能性があります。

 

本記事では、水道管で水漏れが発生した場合の費用相場を場所別に解説します。業者の選び方や費用を抑えるポイントも紹介するので、ぜひ参考にしてください。

【場所別】水道管の水漏れ修理の費用相場

ここでは、場所別に水道管の水漏れ修理にかかる一般的な料金相場をまとめています。

 

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キッチン

使用頻度の高いキッチンは、水漏れしやすい場所の一つです。蛇口や排水管の劣化、ナットのゆるみなどを解決することで水漏れを防ぎます。

 

排水管の素材によって費用は大きく変わるため、どの素材にするかよく検討してください。

蛇口の交換 約1,8〜5万円
排水栓の交換 約3〜4万円
ナットの調整 約5,000〜1万円
パッキンの交換 約3,000〜1万円
排水管のつまり解消 約5,000〜3万円
排水管の交換(塩化ビニール) 約8,000〜1,5万円
排水管の交換(金属製) 約2〜3万円

 

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洗面台

洗面台でよく起こる水漏れは、接合部分の劣化や排水管のつまりなどが原因です。キッチンやお風呂などと比べると比較的安く修理できます。

止水栓・ナットの調整 約5,000〜
止水栓・ナットの交換 約5,000〜
排水管の交換 約4,000〜1,5万円
蛇口の交換 約1,5〜3万円

 

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トイレ

トイレからの水漏れで考えられるのは、止水栓や給水ホースの劣化です。部分的に交換するだけで改善されることが多いため、トイレ本体を交換するよりも費用を抑えられます。

止水栓の交換 約1,2〜2,4万円
部品の交換 約8,000〜1,2万円

 

関連記事<<トイレ水漏れの修理費用の相場とは?対処法も解説

給湯器

意外と見落としがちなのが、給湯器からの水漏れです。主にパッキンやホースなどの部品の劣化が原因で水漏れが起きます。

 

部品のみの交換であれば比較的安くすみますが、給湯器の耐用年数(約8〜10年)をすぎているようであれば、本体の交換が必要かもしれません。その場合は、給湯器のサイズや機能によって費用は大きく変動します。

部品の交換 約1〜2万円
給湯器の交換 約10〜25万円

浴室

浴室内で水漏れが発生した場合は、蛇口やシャワーホース内にあるパッキンやナットの劣化が考えられます。これらは部品のみの調整や交換で解決可能です。

 

ただし、バスタブに何かを落としてひび割れした場合は、修理費用が高額になります。補修が難しい場合は、バスタブの交換あるいは浴室全体の交換が必要になるでしょう。

蛇口の交換 約3〜6万円
シャワーホースの交換 約8,000〜4,5万円
バスタブのひび割れ 約8〜18万円
ゴム栓の交換 約5,000円

 

関連記事<<お風呂の水漏れ費用相場はどれくらい?使える助成金や業者の選び方も解説

室外

水漏れは室外で起きることもあります。地中に埋まっている水道管は目視で調べるのは難しいため、業者による専門的な調査が必要です。

漏水調査 約9,900円〜
室外の水栓交換 約1,4〜4,4万円
汚水マスの清掃作業 約1,4万円〜
吸引ポンプ作業 約2万円〜
高圧洗浄機作業 約8,000〜4万円
排水管取り替え 約1〜1,5万円/m

ここで紹介した費用は、あくまでも参考程度にご覧ください。

水道管が破裂・水漏れする主な原因は3つ

ここでは、水道管が破裂・水漏れする主な原因を3つご紹介します。

原因①経年劣化

水道管からの水漏れ原因で最も多いのは、配管の経年劣化です。劣化が進むと、サビによる腐食で亀裂が入ったり破裂したりします。目に見える場所であればすぐに気づけますが、床下や地中などの水道管は業者による定期的な点検が欠かせません。

 

なお、住宅に使われている水道管の銅管や樹脂管の耐用年数は約20年です。耐用年数をすぎると破損しやすくなるため、必要に応じて新品に交換することをおすすめします。

原因②地震

地震による振動は、水道管に大きな負荷を与えます。建物だけでなく地面下も揺れるため、水道管全体に負担がかかり、接合部のズレや破裂が生じることも少なくありません。築年数の浅い住宅でも地震による被害を受けるため、地震後は業者に点検を依頼するのがおすすめです。

原因③凍結

寒い季節や雪が降る地域では、水道管が凍結する可能性があります。水が凍結すると膨張して水道管がつまり、圧力がかかることで破裂します。とくに寒冷地帯は凍結が起こりやすいため、すでに水抜栓と呼ばれる凍結対策が施されていることが一般的です。

 

凍結対策がされていない住宅の場合は、急な冷え込みによって凍結被害に遭う可能性があるため注意しましょう。

 

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簡単にできる水道管が水漏れしたときの応急処置方法

修理業者に依頼しても、到着まで時間がかかる場合があります。水漏れを放置しておくと水浸しになったり複数箇所で同時に水漏れしたりする可能性があるため、簡単にできる応急処置を施しましょう。

実際に水漏れが発生したときは、以下の方法を試してください。

  • 防水テープで塞ぐ
  • 元栓を閉める
  • 業者が来るまで水を使用しない
  • 水道局指定業者に連絡する

水道管の亀裂から水漏れしている場合は、防止テープでしっかり塞ぎましょう。一時的な処置ですが、業者が到着するまでの時間稼ぎになります。水道の元栓を閉めると家全体が断水してしまいますが、複数箇所で水漏れしている場合は元栓を閉めるのがおすすめです。元栓を閉めれば水漏れが収まるので、水浸し防止になります。

 

元栓を閉めることに抵抗がある場合は、原因箇所まわりだけ水を使用しないようにしましょう。応急処置を終えたら、水道局指定業者に修理依頼に連絡をします。

 

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水道管の水漏れ修理業者の選び方

ここでは、水道管の水漏れ修理業者の選び方について解説します。優良な業者に依頼できれば再発防止にもなるため、時間をかけて業者選びをしましょう。

相見積もりをとる

1社だけだと、見積もり金額や内容が適正かどうか見極めるのは困難です。水道管を修理する複数の業者に見積もりを依頼して、一度比較してみましょう。比較することで、ある程度の相場や適切な修理内容がわかります。

 

相見積もりをとる際は、見積もり内容を統一するのがポイントです。内容を同じにすることで、費用がより比較しやすくなります。

追加料金の発生有無を確認する

相見積もりをとる際に、追加料金が発生するかどうかも確認しておきましょう。あまりにも安すぎる業者は、後から請求してくる場合があります。これ以上料金が発生しない場合は、その旨を書面に残してもらいましょう。

 

ただし、修理中に別の問題を見つけることも少なくありません。そのような場合は、「〇〇のパターンであればいくらかかる」という内容をあらかじめ共有してもらっておくと心構えができるでしょう。

施工実績や口コミを見る

業者のホームページや口コミサイトで、施工実績や評価をチェックすることも重要な過程です。施工実績を掲載しているページでは、修理の内容別に費用の内訳が記載されている場合があります。事前に依頼したい内容の修理実績を確認しておくと、安心して見積もりや施工を任せられるでしょう。

水道局指定の工事事業者かチェックする

水道管はデリケートな設備です。安心・安全に修理を依頼するためにも、水道局指定の工事業者を選びましょう。水道局指定工事店とは、各市町村の水道局から担当区域の水道工事を行う許可を受けた業者のことです。

 

認可指定されていない業者が水道工事をするのは水道法により禁止されているため注意しましょう。水道局指定工事店かどうかは、各市町村の水道局ホームページや各業者のホームページで確認できます。

 

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水道管の水漏れ修理の費用をなるべく抑える方法

ここでは、水道管の水漏れ修理にかかる費用を抑える方法を3つご紹介します。

なるべく早く修理依頼をする

部分的な修理で改善される症状であっても、水漏れを放置すると悪化して修理の工数が増える可能性があります。費用をなるべく抑えるなら、早急に修理を依頼しましょう。早めに修理を行うためにも、日頃から水漏れしていないかチェックすることが重要です。

火災保険を利用する

基本的に水道管の修理や交換に火災保険は利用できませんが、凍結や破裂による被害であれば適用される場合があります。具体的には、凍結や破裂による水漏れ・水濡れで自宅の壁や床、家財に被害が起きた場合が適用対象です。老朽化による水道管の破裂は適用対象なので注意してください。

 

ただし、修理費用を全額免除されるわけではなく、上限が設けられていることがほとんどです。また、保険会社によっても適用の可否があるため、利用を考えている方は加入している火災保険を確認しましょう。

自治体によっては補助金・助成金の活用が可能

自治体によっては、独自に水道管の水漏れ修理に利用できる補助金・助成金制度が設けられています。一般的に全額補助というケースはなく、修理費用に対する補助率や上限があることがほとんどです。

 

水道管の修理内容によっては利用不可の場合もあるため、まずはお住まいの自治体がどのような補助金・助成金制度を提供しているのか確認してみましょう。

 

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水道管の水漏れ費用は場所や原因によって変動する

水道管の水漏れ修理は、場所ごとに費用相場が異なります。水漏れの原因や度合いによって部分修理か交換かが変わるため、一概に〇〇円とはいえません。また、業者によっても費用は変動するため、相見積もりをして納得のいく内容を見つけましょう。

 

ジュゲム水道は、水道局指定工事店です。吹田市を中心に水道管のトラブル対応をしております。洗面台やキッチン、床下など、あらゆる箇所の水道管の修理が可能です。修理のご依頼・ご相談は24時間365日対応しており、最速20分で駆けつけます。出張・現地調査・見積もりはすべて無料で実施しているため、まずはお気軽にお問い合わせください。

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北村 貴志

はじめまして!ジュゲム水道 代表の北村です。
水道業界にて13年以上、日本中の様々なお客様へサービスを年間約900件・累計10,000件以上提供させていただきました。
そして、より多くのお客様に喜んでいただきたい思いからジュゲム水道を創業。

事前に分かりやすく説明する事をモットーとしており、ご満足・ご安心いただけるサービスを提供しております。

『お客様の困った』を解決ができる会社を目指すべく、日々精進してまいります。


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